(VOVWORLD) - アメリカ国務省がASEANワシントン委員会とともにASEANデーの祝賀行事を共催するのは今回が初めてとなりました。
当放送局(VOV)ワシントン支局によりますと、8月8日のASEAN東南アジア諸国連合設立57周年記念日、およびASEANデーにあたり、8日、アメリカ国務省・東アジア・太平洋局とASEANワシントン委員会が共同で、ASEANデーを祝うイベントを開催しました。アメリカ国務省がASEANワシントン委員会とともにASEANデーの祝賀行事を共催するのは今回が初めてとなりました。
ワシントン駐在ASEAN諸国の大使 |
イベントでは、ワシントン駐在ASEAN諸国の大使館が、それぞれの国の文化、料理、芸術を紹介する展示やプロモーション活動を行いました。
ベトナムの展示ブースでは、伝統衣装、水上人形劇、錦織、漆器、工芸品の紹介や、ベトナム観光に関する映像上映が行われ、来場者の注目を集めました。特に、来場者は、春巻き、細切り鶏肉、ゴマ飴、カシューナッツなど多くの特産品を味わうことができました。特に、ベトナム大使館は2009年にユネスコ無形文化遺産に登録された北部バクニン省の民謡クアンホーを披露しました。
ベトナムの展示ブース |
一方、同日、カナダで同国駐在ASEAN諸国の大使館が共同でASEAN料理フェスティバルを開催し、オタワ市行政府の代表者やカナダ政府の関係者も参加しました。
席上、オタワ市のマーク・サトクリフ市長は、カナダの文化的多様性と国民的アイデンティティに貢献している東南アジア系住民に関する発表を行いました。その中で、「現在、100万人以上の東南アジア系住民がカナダを第二の故郷と考えている」と明らかにし、「彼らは、カナダ文化に深く溶け込み、国の多様性と発展に積極的に寄与する」と述べました。